鎌倉彫とは

鎌倉彫とは13世紀に禅宗寺院の仏具を起源とし、
およそ800年の歴史をもつ伝統工芸です。
木材を彫刻し、漆を塗り重ねる技法で制作されております。
木材のやわらかい質感と彫刻刀の鋭い切れ味の中にある
凛とした空気感、そして漆の持つ美しい艶と強度を
併せ持つ芸術品です。

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茶の湯から
学んだ、
究極の洗練

室町時代以降、茶道具として使用されるようになった鎌倉彫は、茶の湯の世界においても、唯一無二の存在です。
写実的で緻密な表現は、洗練された茶の湯の世界に向けたものづくりを行ってきたことの賜物であり、現在もなお茶の湯各お家元に向けた道具制作に携わっております。

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800 年の
時を刻む、
唯一無二の
芸術品

廃仏毀釈運動がおこった明治期になると、
日々の暮らしに使われる工芸品に活路を見出す
三橋鎌山(みつはしけんざん)と後藤齋宮(ごとういつき)の
2人が仏教彫刻の技術を生かして再興したと言われています。
仏師たちが先導する形で、近代鎌倉彫が誕生し、
意匠や技術に革新がもたらされました。
三橋家、後藤家は現在も鎌倉で鎌倉彫の伝統を受け継いでいます。

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点心庵では、鎌倉彫伝統継承者である三橋鎌幽氏の作品を展示するとともに、
けんちん汁の提供に鎌倉彫の椀を使用しております。
また予約制で、鎌倉彫体験のご案内もしております(要問合せ)

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