禅を体験し、
世界とつながる

禅宗臨済宗の建長寺は神奈川県鎌倉市にあります。
鎌倉五山第一位の禅寺であり、精進料理の一つであるけんちん汁の発祥としても知られています。
「無限の清風」という言葉にある通り、誰にでも開かれた寺とされています。

一切の制「限」を「無」くし
ただ「清」らかな「風」のみを感じれば心は開放される
修行者にも一般の人にも 老若男女 あらゆる人に対して
福山はいつでも門戸を開いている

建長寺HPより引用

建長寺の歴史などは公式サイトを御覧ください

野菜、豆腐を昆布や椎茸のだしで煮たすまし汁をけんちん汁といいます。
名前の由来には諸説ありますが、禅寺である建長寺で作られていた建長汁が訛って広まったという説があります。
他の精進料理と同様、禅の精神を基本としながら素材に敬意を払い、本来の味を引き立てつつ細やかな心遣いをされています。
現在でも、建長寺の敷地内にある「点心庵」では、修行僧が受け継いできた味を再現したけんちん汁を頂くことができます。